Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

急には戻れない

世界中に広まってしまった新型肺炎。今はブラジルとロシアがピークでしょうか。韓国も再度流行の兆しがあるようで、一度落ち着いた地域も油断してはならないようです。日本も4月に発令された緊急事態宣言が先週解除されましたが、都内と北九州でまた罹患者が増えているようで、おいそれと対応策を止めるわけにもいかないようです。

 

さて、この緊急事態宣言の解除を受けて、会社の夜勤も先週で一旦終了となりました。実に六週もの間夜の勤務でしたが…夜勤は良かったような良くなかったようなというのが正直な感想です。少なくとも仕事量はそう変わらなかったのですが、報告用の資料は作っても実際に報告することはなかったので、幾分気が楽でした。また測定機器も人が少ない時間に使用できたので、効率は上がりました。一方で日常生活への影響度は大きく、洗濯物を取り込んでから出社できるのはいいのですが、それ以外では生活のリズムがうまく取れませんでした。特に5月の連休明けからは退社時間が3時を回ると、日の出が早くなったせいで寝る頃には空が白んできており、朝の明るい時間を寝て過ごしていました。また4月に比べ気温も上昇しており、あまり眠れない時もありました。起きても別段何かできるほど頭は冴えていないですし、出かけるわけにもいかず。寝坊をすると起きるのが正午になってしまい、朝食と昼食の間が2時間という日もありました。またあまりの空腹で朝食を取った後の5時から寝ることもありました。金曜日も仕事から帰ってきて寝て起きると大抵正午前で、土曜の日中はほぼ何もできず仕舞い。なので夕方からアニメでも見て気分転換を図って日曜日に家事全般をこなしていました。昨日今日とそんな生活から元に戻ろうと努力はしたのですが…結局起床が10時を切れませんでした。明日から通常業務に戻らなければならないのですが、一度慣れさせた習慣はそう簡単には直らなそうです。会社内も元には戻すと言っても課題は山積みで、これらの対応も合わせて6月は大変になりそうです。

 

とは言え少なくとも明るい時間に活動して暗い時間に眠るという人間的な生活に戻れるのですから、そこは前向きに受け入れていきたいと思います。外出についても不要不急のもの、つまり観光などへもOKが出ており、ようやく本当の気分転換が図れそうです。ただし越県の移動はまだ自粛しなければならないようで、旅行やドライブはまだ先になりそうです。

 

ここまでくると、「克服」より「共存」を真剣に考えなければならないでしょう。ウィルスを移されない/移さない努力は当然ですが、移されても発症しない/発症しても重篤化させないよう自分を鍛えることが本当に必要かもしれません。少なくとも0歳の時にマイコプラズマ肺炎で生死の境を彷徨いかけたと聞かされている私の命ですから、無駄になるようなことだけはしたくないと思います。