Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

こざとへん

都内の本屋ともなると、領収書を切るのが日常茶飯事になります。
宛名も色々です。会社だったり、個人だったり、病院だったり、大学の研究室だったり…。

そんな中、引っかかることがありました。
個人宛で「●□エツコ」様と書いて欲しいと30代男性のお客さんから言われました。
『「エツ」の字はよろこぶと言う字』と言われて、私は「喜ぶ」が出てしまいました。
違うと思ったので確かめたところ、やはり私の間違いらしく、「小里偏(こざとへん)のよろこぶ」と説明されました。
…しかしそんな字はありません。紙に書いてもらったところ…なんと「悦ぶ」でした。
この部首は…。そう、立身偏(りっしんべん)です!とんでもない間違いです!

いくら理系の私であっても、「古鳥(ふるとり)の漢字」と言われれば「集」や「隼」という漢字が出るくらいのレベルはあります。
小里偏(こざとへん)ならば「陪」「降」「隣」と出てきますし、立身偏(りっしんべん)では「情」「快」「性」等とすぐに出ます。
旁(つくり)の大里(おおざと)と小里偏(こざとへん)を間違えるなら分かりますが…さすがに立身偏(りっしんべん)と小里偏(こざとへん)の間違いはひどいと思います。

「最近の世代は漢字能力が低下している」と言われますが…大人の皆さん、ちゃんと書けるようになってからそういうことを言ってください!
【ちなみに私は「契」とか「託」とかを書き間違えるヘマは、しでかしてます。】[おいおい!]