私のいる研究室では共有ドキュメントフォルダとしてLANDISKというものを使っています。ネットワークサーバとは似て否なるものなのかもしれませんが、学校ではP2Pソフトでのファイルのやり取りが禁止されているので、メンバーは一旦LANDISKにファイルをコピーし別の人がコピーすることにしていました。
ところがそのLANDISKが今月5日に故障。一切のアクセスが不可能になりました。どうやら中のハードディスクが故障したらしく、組んでいたRAID5が崩壊したようです。
データを救出するために内蔵されたハードディスクを摘出し、自分のパソコンにつなぎました。
単体のハードディスクならここで簡単にファイルのやり取りができるのですが、RAIDのためかファイルが認識されません。
調べてみるとLANDISKの中はLinuxのファイルシステムだそうで、うまくすればそれで読み出せるとのこと。特にKNOPPIXはハードディスクの認識度が高いそうなのでチャレンジしてみました。
作業を進めていくとどうやら4台のハードディスクのうち1台が故障したところにもう一台が不調を来したためにRAIDが崩壊したようでした。不調のハードディスクを含めた3台で縮退モードのRAIDを組みデータを救出しようとしました。
…という作業を一週間近く続けてきたのですが、残念ながら中のデータを救い出すことはできませんでした。
やはりなれないOSは使うものではなかったようです。そして私は初心者なんだなぁと痛感しました。
RAIDを復旧させるところまではどうにか持っていけたのですが、デバッグの際に全てが消失したようで無に帰す結果になりました。
先週は泊まり込みで復旧を試みたりもしたのですが、それも全て水の泡となりました。
バックアップも取っておらずどうしようかと思ったのですが、皆に尋ねたところ中のデータはそんなに大事なものがなかったのが不幸中の幸いでした。
そんな訳で今日から再構築の作業に取り掛かっています。
書きたいことは山のようにあるのですが、疲労度が尋常でないのでやめにします。
ご質問などありましたらメールまたはコメントでお願いします。