大型の台風26号が本日、日本列島の南東をかすめて行きました。
東海～関東に上陸する恐れがあったのですが、それは避けられたようです。
…軌跡をみるとなんだか伊豆諸島のところで急に曲がっているようにも見えるのですが。
そのうちの一つ・伊豆大島では壊滅的な被害が出ている地域があるようです。
あまりに甚大な被害なのでその全容は夜になった今でも把握しきれていません。
上陸は避けられた関東地方ですが、激しい暴風雨に見舞われて朝から多くの路線で列車の運行がストップしていました。
雨量規制よりも風のほうが影響が大きかったようです。
多摩川や荒川の橋梁で風速が規定値を超えたようで、東京方面に向かう各線は私鉄も動けなかったところが多かったようです。
中には地下駅が浸水したり法面が崩れたりした路線もあったようで、特に後者は復旧の目処が立っていません。
2009年10月の台風18号の時のようになると言われましたが、その通りでした。
まぁそのような予報が出ていたので、今日は風雨が収まるまで自宅待機をさせてもらいました。
学校からも午前中休校のアナウンスがあったためです。
待っていると9時半を回る頃には雨が止み、吹き返しの風だけになりました。
…がこの風が思いのほか強く、11時でも弱まる気配がなかったので仕方なく出発。
振替乗車の地下鉄を駆使して研究室に辿りつきましたが、その頃には青空も覗いていました。
吹き返しの風で気温が下がってきており、明日の朝は今シーズン一番の最低気温を記録しそうです。
真面目な日本人はこんな悪天候でも出勤しようとしますが、やはり身の安全が一番だと思います。
無理をせず風雨をやり過ごすよう、会社として動くべきではないかと思うわけです。
もちろんそうもいかない事情も多々ありましょうが…。
