ついに発表になりました。
北陸新幹線の列車名の決定について (JR東日本公式発表)
タイトルの通り東京～金沢間の速達タイプが「かがやき」、同区間の各駅停車タイプが「はくたか」、富山～金沢間の区間便が「つるぎ」、そして現行の東京～長野間が引き続き「あさま」となりました。
「はくたか」は現在東京～北陸方面の最短ルートを担う在来線最速の特急ですが、それがいよいよ新幹線になります。
昔は上野～金沢間を結ぶ特急だっただけに、初期に戻ったとの見方もできます。
「かがやき」はかつて長岡～金沢間に設定されていた特急の愛称で、同区間を走る「北越」よりも速達性が重視されていました。
ほくほく線経由の「はくたか」ができた際に意義が失われ「北越」に吸収されてしまいましたが、米原～金沢間の「きらめき」と共に専用の車両まで用意されていました。
間違っても加賀焼きではないでしょう。九谷焼はありますが。
そして「つるぎ」は大阪～新潟間の寝台特急でした。運行末期は日本で一番短い距離を走る寝台特急になっていて、それゆえ陽光の中を走る姿を見るのが難しかったと聞いています。
ここのところ新幹線の愛称にはなんだか昔の特急列車名が返り咲いているケースが多いです。
九州新幹線の「みずほ」「さくら」、東北新幹線の「はやぶさ」もそうです。
公募の中から選んでいるので仕方のないことなのかもしれません。
ちなみに私も「白山」に投票しています。
開業は2015年春の予定です。
先月金沢へ行きましたが、高架橋は出来上がっているものの架線がまだ張られていない場所が多く見られました。
また車両基地も工事中であり、まだかかるんだなぁと感じました。
上越新幹線と並んで雪深いところを走ることになるので、その対策にも時間が必要なのでしょう。
金沢の先は福井まで伸びることは決定していますが、こちらはさらに時間がかかります。
ほぼ間違いなく北海道新幹線が先に新函館まで開業してしまうでしょう。
並行在来線の問題もあり、この辺りも含めてどうなっていくか、興味のあるところです。
