Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

東京総合車両センター一般公開

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久しぶりに東京総合車両センターの一般公開に参加しました。
前に行ったのは確か2005年でしたので、実に10年ぶりです。

今回参加したのはJR東日本の最新型車両・E235系が展示されるためです。
量産先行車として10両が製作され、既存のサハE231-4620と合わせた11両編成を組んで山手線に投入される予定です。
プレスリリースで見たデザインが言ってしまえば「ダサく」見えたので、実際はどうなのかをこの目で確かめたかったからです。

昼頃に着くように家を出発。
上野東京ラインができたので品川で楽に行け、そこから一駅乗るだけで着いてしまいます。
入口にいたクモハ101鉄道博物館に収蔵されたため、代わりにクハ209-901が展示されていました。

メインとなる展示スペースにE235系はいるだろうと思ったらそこには209系やE233系
どうやら特別扱いで別の場所に展示されていました。
…地図をもらわずに入ったのがいけなかったのでしょう。

その実物は思いのほか「ダサくない」印象を持ちました。
順光だからかもしれませんが額縁スタイルのエッジがあまり強調されておらず、寧ろスマートなぐらいです。
前面下のグラデーションも予想よりなだらかな階調なのもプラスに働いています。
今後量産される際にはどのくらい仕様が変わるのかは分かりませんが、少なくとも外観はこのままで良いように感じます。

見学後は物販コーナーへ。
今回行ったもう1つの理由が電車のシートと同じ柄の座布団を買うためです。
見ただけでだいたい何系に使われているかは分かりましたが…一番欲しいE231系近郊型の普通車(濃紺)のものはありませんでした。
グリーン車でも良いかと思いましたが、結局E2系(紫)という無難な線に落ち着きました。
その他方向幕が割と良い値段で出ているのも見かけましたが、暑かったのと座布団という嵩張る荷物を持っていたのとですぐに撤収。
そのまま研究室に向かって座布団をセットしたのは言うまでもありません。

明日、最終の北斗星が上野に向けて走って来ますが、恐らくは撮りに行かないでしょう。
沿線は撮影者で鈴なりでしょうし、また当列車にあまり思い入れがなくなってしまったからです。
彩野を撮るついでに何回も撮影はしていますが、牽引機がEF510になってからは魅力もなくなりレンズを向けた記憶がほとんどありません。
赤い車体に流星のマークが入ったEF81が子供の頃からの印象でしたので、そのまま過去帳入りしてほしかったぐらいです。
函館から上野まで乗ったのが2006年の3月でしたが、それが最初で最後でした。
確かに初めて乗車した寝台特急ではありましたが、高嶺の花の存在でもあった故に一回乗れればそれで満足と言った存在です。
寝台特急としてはまだ「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」「カシオペア」があり、ブルートレインとしては「はまなす」がありますし。
定期最終列車と同じように、何事も無く定時に到着することを祈るばかりです。