Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

息抜き

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まだ卒業が確定していないのであまりうかうかしていられないのですが、ちょっと出かけようと思いました。
この土日はセンター試験のために大学構内に入ることができないせいもありますが。

久々の旅なので日帰りであまり遠くなく、それでいて興味があって満足できそうなところを考えました。
…そんな都合の良いところなんてと思うかもしれませんが、割と簡単に思い付きました。
ひたちなか海浜鉄道です。

乗り潰しとしては2009年の秋に訪問しており、当時新入りのミキ300やギャラリー化したケハ600等の見学もしました。
あれから6年が経ちましたが、旧型気動車がキハ205を残して引退となり、引退車両の最後の姿を見てみたいと思いました。
車両が留置してあるであろう那珂湊機関区を見るのはもちろんですが、今回はついでに観光もします。
特に気になっていた那珂湊おさかな市場と、最近話題(?)の反射炉を見学することにしました。
それだけだと午後の空き時間が多いので、水郡線太田支線の乗り潰しも組み入れました。

朝は小山経由で結城へ。ときわ路パスを買うために一旦下車します。
取手経由も考えましたが、やはりこちらのほうが早くて安いです。
小山から運よく415系に乗れました。水戸線からの撤退がアナウンスされているので、恐らくは最後の乗車でしょう。
ついでにご当地キャラのスタンプラリーもやっているようなので参加することにしました。

勝田でひたちなか海浜鉄道に乗り換え。こちらは最近やってきた元JR東海キハ11でした。
JR東海のドアチャイムと優先席シールが健在なのには驚きました。
那珂湊駅の留置線にはお目当ての旧型気動車が止まっているのですが…1両足りません。
もしやと思って終点の阿字ヶ浦まで行くと…いました。写真のキハ2005です。
茨城交通時代にこの車両に乗らなかったら、今こうして訪れることはない…そんな私の中ではかなり大きな存在でした。
床下からエンジンは外され、立ち入り禁止のテープが巻かれた何とも言えない姿ですが、解体される前に見ることができて何よりです。

阿字ヶ浦からはコミュニティバスでおさかな市場へ。
列車で那珂湊まで戻って徒歩でも良かったのですが、良い具合に便があったので試しに乗ってみることにしました。
まぁ予想通りのコミュニティバスで特記するようなものではありませんでしたが。
そしてお目当ての市場は日曜日で大賑い。昼のちょっと前に着いたのですが、駐車場もかなり混んでました。
生ものを買って列車に揺られるのは気が引けたのでお土産は買わず、昼食のアジのたたき定食だけ頂きました。
値段はそれなりにしましたが、居酒屋の3倍量のアジのたたきが食べれたと思います。
その後は徒歩で反射炉と機関区の車両を見学。
駅窓口では旧型気動車の引退記念きっぷが販売されていたので迷わず購入しました。

勝田に戻り、水戸まで行って水郡線へ。
水郡線の乗車は3度目ですが新型のキハE130には初めて乗ります。やはり製造時期が近かったE721系電車に近いものを感じました。
上菅谷で乗り換えて常陸太田に到着。茨城県内のJR線は漸く全線完乗です。
(茨城県内は真岡鐡道と筑波山ケーブルが未乗です。)
折り返し…はせずにバスで大甕に抜けました。昔なら日立電鉄があったのですが、もう10年も昔に廃線になっています。
代替のバスではないためか、かなりの山道を走る路線でしたが、それはそれで面白いものでした。

あとは帰るだけです。
スタンプラリーが目当てなら大甕から北へ向かうのですが、あくまでもスタンプラリーはついでなのでもう帰ります。
水戸からは今回初めてのE531系、そして友部からの水戸線は新車の同系3000番台でした。
導入経緯について色々な噂がある3000番台ですが、形式を改めるほどの変化でないために新番台区分になったものと私は推測します。

日帰りにしてはなかなか濃い旅行になったと思いました。