Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

息抜きも兼ねて

昨日から話になりますが。

毎年この時期は近所の運動公園で町民体育祭が開催されています。
昨年は出かけないで失敗したので、今年はどうにかして逃げようと思っていました。
ここのところ塞ぎこんでいてあまり出かけても居なかったので丁度良いタイミングです。
幸運にして総連氏から廃線跡巡りのお誘いを受けたので、お供することにしました。
今回は茨城県です。

最寄駅まで迎えに来てもらってそこでまずは作戦会議です。
茨城の廃線と言えば最近では鹿島鉄道日立電鉄があります。
また全線がほぼサイクリングロードになってしまっている筑波鉄道も割と有名でしょう。
時間と距離、そして車であることを考えて日立電鉄筑波鉄道は止めにしました。
そして少しマイナーなところも行ってみよう…ということで選んだのが鹿島鉄道茨城交通水浜線です。
水戸まで行って鉾田に抜け、土浦を経てつくばから坂東経由で帰る時計回りのルートにしました。
途中で廃車体も巡ります。

北関東道を利用して笠間西で高速を下ります。
笠間と水戸でSLの保存車両を撮影してから市内を大洗方面へ向かいます。
久々にカメラを持ってのお出かけだったので、バッテリーが切れていました。
しかしそこは機械式のFM3A。シャッターを切れるのはデジタルカメラにはまねできない芸当です。
ちなみに露出は勘ですが、不安なところは携帯電話付きカメラのL03Cを露出計にして撮影しました。

水浜線の痕跡は市街地はさすがに分かりませんでしたが、国道に平行して細い道が続く点は廃線跡そのものです。
残念ながら駅や橋脚などの遺構はありませんでしたが雰囲気は楽しめました。
鉾田まで南下して畑の物置になっている廃車体の撮影を試みましたが…昔撮影した3両のうち1両しか見つけることができませんでした。
もう少し探したかったのですが、海浜公園のお祭りのせいで偉く混んでいたので止めにしました。

鉾田で昼食と廃車体の撮影を済ませ、廃線を巡ります。
もう7年も経っているのですが、残っていたり残っていなかったりで不思議な雰囲気です。
その中の一つ、八木蒔駅は時刻表などが外されただけで当時のままでした。
運賃表も残っていて石岡までいくらだったかなと見たのですが、「石岡」が見当たりません。
「愛野」「西郷」「深津」「口之津」とどこかで見たような…と思ったら「加津佐」「諫早」「島原」までありました。
どうも島原鉄道の運賃表が飾ってあるようでした。誰が何の目的でこうしたのかは不明です。

その後小美玉、土浦、つくばで廃車体を撮影。
途中少し具合が悪くなりましたがどうにか突破。
つくばは今月末にも来るのですが…まぁ、自宅までどのくらいかかるのかの目安も兼ねて寄りました。
ちょうどいい具合に日も落ちてきたので予定通り坂東を抜けて帰ってきました。
圏央道が開通すればもっと身近になることでしょう。

今日は家で休息です。
夏服と冬服の入れ替えを兼ねた掃除をしていたら夕方を迎えてしまっています。
先週に引き続き台風が迫っているので、昨日出かけたのは大正解でした。
明朝、どうなっているかは分かりませんが、最大限の警戒をしたいと思います。