Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

切符が届いた

注文しておいた切符が届きました。注文先は…三陸鉄道です。
7ヵ月前の大震災とそれに伴う津波で甚大な被害を受けた三陸地方沿岸を走る、あの鉄道会社です。
現在運行しているのは北線の一部区間だけ。復興のためには費用が必要なのですが、それをどうやって調達するかが一つの問題でもありました。
そこで記念きっぷや硬券などを販売し、その利益で賄おうと言う趣旨です。
ホームページ上でその旨が公開されており、現金書留に必要料金を入れて送付すれば購入ができる、通信販売の形態をとっています。

今回私が注文したのは2002年のリアスシーライナー運行記念きっぷと、盛~三陸などの区間券が5枚、宮古駅などの入場券が3枚です。
送料90円を含めた4000円分を購入しました。
本当はもっと購入してあげたいのですが、1年前にアルバイトを止めてから貯金のことを意識するようになり、このような金額になりました。
もっと早くに購入しても良かったのですが、色々考え事をしていたら夏休みも過ぎてしまい、こんな時期になってしまいました。
まぁ中には数十万円分の切符を購入された方もいらっしゃるとかで、それに比べたら私の金額なんぞ微々たるものです。
しかもお釣りが出ないように計算をしている辺りが小賢しいように見えるかもしれません。【まぁ端数が出るのは三陸鉄道さんにとっても迷惑なきがしたもので…。】

届いた切符は写真の通りです。
記念きっぷは大きいので目立っています。
区間券や入場券のうち、運行が再開されている区間については向こうからの発送日が刻まれています。
不通区間については23.03.11と、あの日が記されていました。
また受け取りを証明する手紙が付いており、そこには路盤の工事が大方終了した旨が記載されていました。

思えば生まれて初めて乗車した気動車三陸鉄道の36型を用いた快速「リアスシーライナー」でした。
暑かった2002年の夏、旅日記でいえば初めての鉄道旅行の時です。
車内で記念きっぷの記事を目にしたものの購入には踏み切れなかったので、不思議な縁を感じずには居られずに購入しました。
まだまだ購入受付を行っているので、興味のある方はぜひこの機会に買い求めてみてはいかがかと思います。