JR東日本から、夏の節電に伴う平日ダイヤの変更と臨時列車の運転についてプレスリリースが出ていました。
まずはいわゆる「節電ダイヤ」から。
自前で発電所を持っているにもかかわらず、東京近郊のほぼ全ての線区で減便となります。あの山手線でさえもです。
本数が削減されないのは京葉線・横須賀線・常磐線（各駅停車）・川越線・湘南新宿ラインぐらいです。もちろん区間によっては減便があるようです。
逆に閑散区間（２０分に１本程度より運転頻度が少ない区間）であるところは以前の発表通り、減便無しです。
…まぁ内房線や相模線、両毛線などが減便されては目も当てられないでしょう。記述のない青梅線や鶴見線も気になるところですが、恐らくは大丈夫なのでしょう。
また、私鉄同様に減車が行われる線区もあり、これには新潟地区も含まれています。
早くも来週から実施と言うことですが、私は昼間に利用する機会はほぼないと思うので影響は非常に少ないでしょう。
次に臨時列車関連です。
首都圏は上にも記したように節電のため臨時列車が非常に少なくなっています。
臨時特急でさえも今年は期待できそうにありません。
ただし群馬は例外です。夥しいほどの客車列車が毎週末運転されるようです。
それ以外にも「リゾートやまどり」や「風っこ」「NO.DO.KA」と、ジョイフルトレインも活躍します。
注目の東武線直通特急ですが、新宿～東武日光間でようやっと臨時便が運転されます。
当然ながら253系ですが号数が20番台となり、不思議な感じです。まぁダイヤ自体は大きく変わっていないので利用者への影響はないでしょう。
また臨時夜行列車は昨年同様に運転されるとのことなので、遠出の際に利用することは十分に可能です。
この夏は西日本でも節電ダイヤが組まれます。
すでに阪急・京阪等が実施することを発表しており、本州全体で節電が行われることになるでしょう。
夏は西に逃げれば何とかなるかと思っていましたが、実際にはそうもいかないようです。
