Ayano Miyayama's Diary

宮山 彩野のホームページ(http://z45om201.starfree.jp/)付属の日記です。

ぶらり河口湖

夏休みに大阪へ出かけた話は以前にしたかと思います。
その時に青春18きっぷを久々に利用したのですが…5回分1セットで販売している当切符ですから、現地で使わずに往復だけの利用だと3回分余るわけです。
うち1回は鎌倉へ出かけた際に利用したので2回分が手元にあります。
9月10日までに使い切らなければ捨てることになるので、どうにか出かける場所を探していました。
そしてネタを探していたところ…見つけたのが富士急行線河口湖駅での189系撮影会です。
同じ189系でも彩野は5年前に廃車になり、同じ大宮総合車両センター所属の183・9系も2年ほど前に在籍車がなくなりましたが、その際の12両(M51・M52編成)が豊田車両センターへ転属。元からいた6両(M50編成)と合わせて18両と、長野地区の6両を合わせた24両が現在も活躍中です。
特にM50編成は、旧彩野の前身であるM12編成に組み込まれていた2両が含まれており、表現は変かもしれませんが生き別れの兄弟みたいなものです。
そんな189系のうち、豊田車両センター所属の3本が河口湖駅で並んでいるのが撮影できるとのことなので、出かけてみたわけです。おそらくは所属先の車庫内でもきれいに並ぶことはほとんどないと考えられ、またM51編成は一昨年にグレードアップあずさ色(白地にピンクと緑の帯、俗に言うイタリアカラー)に塗り替えられてからは撮影したこともないので、良い機会だと思いました。
そして何より富士急行は未乗。山梨県内で最後に残った乗り潰し対象です。
そんなこんなで色々と面白そうなので、家の掃除などもうまくやりくりして出かけました。

行きは新宿経由で。指定席券売機を見たところ、新宿から富士急行へ直通する臨時快速「山梨富士3号」の指定席に空きがあったので購入。この列車は189系なので乗車時も楽しむことができました。
やってきたのはM51編成。中央線内は軽やかに走っていきました。
大月からいよいよ富士急行へ。地図ではかなりカーブが続く線形が見て取れましたが、実際はさらに勾配も加わるのでかなりゆっくりと走っている印象でした。富士山駅スイッチバックしてさらに登っていきます。
終着の河口湖駅にはM50編成とM52編成が到着済みで、それらに群がるように撮影者がいました。

付近を散策し、徒歩で河口湖畔へ。
昼ご飯は吉田うどん…と思っていたのですが、結局ほうとうになりました。
ロープウェイもあるようでしたが、時間の都合で乗りませんでした。

そしてメインの撮影会へ。
着いた時にはすでに2回目の愛称幕(特急かいじ)が表示されており、1回目(特急あずさ)は撮り損ねてしまいました。
3回目(ホリデー快速富士山号)の撮影もそこそこにして富士山駅へ。
初代フジサン特急の2000系の展望車がまだ解体されずに残っていたので撮影。
次に下吉田駅でスハネフ14などの保存車両を見学。
これで河口湖駅前に展示されているモ1形と合わせて富士急行沿線で撮りたいものはほとんど撮り終えました。
残るのは…中央リニア線なのでまたの機会です。

帰りは大月・高尾と乗り換え、八王子から武蔵野線直通のむさしの号で大宮へ抜けました。
八王子は大雨で、山の上と下でこんなにも天気が異なるとは思いませんでした。
むしろ撮影中によくもまぁ雨が降らなかったと感心するばかりです。

富士五湖富士急ハイランドへは新宿などから高速バスが高頻度で走っていますが…一般の方はそちらのほうが早くて安くて確実に座れるので、鉄道のシェアは低いのでしょう。ただし訪日外国人の多くは鉄道を使うケースが多いようで、河口湖駅富士山駅大月駅ともに外国語表示が充実しており、それを見て富士山に登山する訪日客が多数見受けられました。

青春18きっぷはあと1回分残っています。
9月にもう1回どこかに出かけようと思います。